「安全と水はタダ」と言われた世界に誇る安全大国・日本・・のはずが、ここ数年、不法入国者の増加や不安定な社会情勢を反映して犯罪が激増してきています。ここでは昨今増えてきている新たな犯罪手口をいくつかピックアップして ご紹介していきますので、犯罪被害に遭われないようにご参考になさってください。

CASE1 家賃振込詐欺


※このような通知にご注意ください!

賃貸物件居住者に「家賃口座が変わりました」という通知を送り、自分の口座にお金を振り込ませる犯罪手口です。管理会社または所有者が変更になった旨を告げ、犯人があらかじめ用意している「銀行口座」へ振込みを誘導、家賃を騙し取ります。
不景気な時期におきる、本当に腹立たしい犯罪です。


大家さんや管理会社から本当の通知が来る場合にはあなたの名前が記載されているはずです。
この犯罪は、多数の部屋を同時にねらったものが多く、「何人かはひっかかるだろう」と受取人無記名で送ることが多いようです。
自分の名前が書いていないものはひとまず不信に思いましょう。
もちろんあなたの名前が書いてある詐欺手口もありますが・・・。
このような通知が届いたら、まずは管理会社や大家さんに確認するようにしましょう。

CASE2 自動車盗難や車上荒らし

自動車盗難や車の内装品(カーオーディオなど)、車に置いたままのブランドバッグなどを狙う犯罪が急増しています。
ドアロックのかけ忘れや、エンジンをかけたままコンビニで買い物中に盗難に遭うケースがかなり多いようです。対策の基本はなんといってもドアロックです。
キーレスエントリー装置を使っていると、自分ではロックしたつもりでも、ロックされていない事があるので、ドアノブを手で引いて確認する事が重要です。自動車盗難事件の増加とともに、盗難防止装置の種類も増えてきました。LEDの点滅で盗難防止装置が設置されているようにみせるタイプのものも一定の効果はあるようです。


また、シート上にブランド物のバッグを置いたまま車を離れることは、「盗んでください」と言っているようなものです。
決して見やすい場所にはバッグなどは置かないことです。また、鍵が掛かるため車を金庫代わりに使って、通帳やキャッシュカード・クレジットカードをグローブボックスに入れている人もいるようですが、これもとても危険ですので、すぐにやめましょう。

CASE3 空き巣

全国的に空き巣被害は増える一方で、特に共同住宅を狙った空き巣被害が急増しています。そこで、これから共同住宅で生活をされる方、またすでに生活されている方に空き巣対策として、侵入の手口・狙われやすい部屋などを何点がご紹介しますので参考にしてください。


一般的に空き巣の犯行時間は8分程度(侵入作業で3分、物色で5分)と言われています。
短時間で終えるには事前の情報収集が必要になります。

1.留守の確認

方法⇒インターホンを鳴らす・窓のガラスに石を投げてみる・郵便受けを確認する・・・etc。

2.侵入しやすさの確認

防犯対策の有無(シリンダー・防犯装置確認)・周囲からの見通し・窓の位置・鍵の位置・・・etc。

3.侵入方法・逃走経路の確認

集団で犯行に及ぶ場合、役割分担を決め、(実行犯・見張り役・運転手)それぞれの配置場所などを確認する。

4.行動時間

犯行開始から5分~10分以上かかる場合は犯行をあきらめるケースが多いようです。

近年の空き巣被害状況を見ると、侵入手口も多種多様になり新たな手口が発見されています。また、発見を遅らせる事を目的として、部屋を散らかすことなく、鍵をかけて現場を去って行く事件が増えています。


それでは狙われやすい部屋とはどんな部屋かご紹介していきましょう。

  1. 1階よりも中階~上階の部屋上階だからといって安全とは言えません。上階に行くほど入居者に出会う機会が少なく、人目につきにくいので作業がしやすいようです。また高層階ほど、ベランダの施錠がルーズであるため、屋上からロープで進入し、物色後は玄関から堂々と出て行くケースも多いようです。
  2. 塀や垣根が高い1階の部屋1階の場合簡単にベランダ・テラスから侵入できるので人目につきにくい場所であれば狙われる確立は高いようです。
    逆に道路からよく見える部屋は狙われにくい傾向にあります。
  3. 付近の道路に自動車の駐車が多い侵入する時、逃走する時に、身を隠すのに自動車が利用されます。また、自動車に限らず、身を隠すことができるような物がたくさんあるところも要注意。
  4. 新聞受けに新聞等がたまっている言うまでもないですが、新聞が溜まっていれば、しばらくの間留守にしていることが一目で分かります。旅行、帰省、出張などの際は新聞屋さんに配達を止める連絡をする事を忘れずに。
  5. 世帯数の多い単身向けマンション世帯数が多い建物の場合、入居者以外の人が建物に入っても目立ちません。しかもスーツ姿で「こんにちは」なんていわれれば泥棒とは思わないようです。スーツ姿の泥棒にご用心!

まとめ

空き巣はプロです。まさか・・・、と思うような時間にあらゆる場所から侵入してきます。上記のように、侵入に時間がかかる場合は犯行をあきらめるケースが多いようです。防犯対策には100%安全な方法はありませんが、安全な生活を願うのであればわが家を再度確認し、侵入に時間がかかるような工夫をすることが大切です。
また、怪しい人を見かけたら一声かけるだけでも充分な効果があります。一人ひとりが防犯に気をつけるだけではなく、地域ぐるみで犯罪を防止することが必要ではないでしょうか。